OSTERIA Hugo
ソムリエのT氏に「名寄市に行くので美味しいお店を教えて!」と聞いたところ、すぐに教えてくれたのがOSTERIA Hugo
お店は、メープルというホテルに向かい。店内は、カウンターのみで8席くらいです。シェフは、ローマで修行をしたという名寄市出身の35歳。
メニューは、グランドメニューなどはなく黒板メニューのみ。旬の食材を使って、その日その日のおすすめを出しているようです。名寄市というと北海道でありながら、海産物に関しては・・北海道民からみても「?」な土地。そういう土地柄でどんなイタリア料理を提供しているのかとても興味がありました。
最初のワインは、Pieropan Soave Classico 2006をオーダー。
蒸し暑い日だったので、こういうのが飲みたくなります。
料理は、食べながら決めていきましょうということになり、お任せすることに。
まずは、アジをだしてもらいました。
アチェートの酸味、写真ではわかりずらいですがレーズンの甘み、
ミネラル感のあるお塩が素晴らしいバランスでした。
(なんと五種類のお塩を使い分けているそうです!)
下川町で作られたフルーツトマトを使ったカプレーゼ。
味に凝縮感があるのに土臭い感じがなく、上品なトマト。
伊達市のトマト、ちょっと負けているかもしれません。
Soaveは水のごとく、進みます(笑)
「まだワインありますか?」と声をかけられながら、三品目。
ハムのムースだそうです。写真からもわかると思いますが、美しさの通りの味です。
普通こういうのは、勘弁してほしい味のモノが多いところ・・これは美味しかったー。
ここでシアトル出身とカナダ出身の英語講師二名が来店。日本語を話せるのは一人だけで、メニューがよくわからないから教えて!と言われつつ、あやしげな英語で説明しながら、赤ワインへ移行。
Rosso Piceno Superiore Il BRECCIAROLO 2004 DOCをオーダー。
トリッパを食べながら、ワインは進みます。このトリッパ、臭みなどなくとても美味しかったです。
ここで初老の男性が来店。
なぜかフランス語がペラペラで、カナダ出身の方とフランス語で会話が始まります。
手打ちパスタをオーダー。なんとオーダーが入ってから、最後の仕上げを行います。「熟成したうまみもあれば、切りたてのうまみもある」とのこと。なるほどです。
ボロネーゼにしました。美味です。。今までで一番美味しいタリアテッレだったかも。
「おなかいっぱいになりましたか?」と聞かれましたが、
「いいえ まだ食べます」と家内が即答。一年中食欲旺盛です・・
セコンドは、ラム肉になりました。
残念ながらこの日は外国産でしたが、いつもは、美深産の美味しいラムがあるとか。
シェフの友人であるお肉屋さんが電話一本で、お肉を届けてくれるそうです。
Caffeをおかわりしながら、ドルチェ。
兎に角、「清い味」でびっくり。そして繊細です。お客さんの顔をみながら、ワインを飲んでいるのをみながら、料理を決めていく。まるでホームパーティのような感じで、肩の力を抜いて楽しむイタリア料理。トーキョーイタリアンとかサッポロイタリアンという言葉があるように、ナヨロイタリアンでした。
イタリア料理の魅力は、良い意味で不完全なワインと良い意味で不完全な料理が織りなすハーモニーだと思います。自己完結しない、自己主張しない。ワインと食材が共存し、シンプルに。
ありがとうございました。
お店は、メープルというホテルに向かい。店内は、カウンターのみで8席くらいです。シェフは、ローマで修行をしたという名寄市出身の35歳。
メニューは、グランドメニューなどはなく黒板メニューのみ。旬の食材を使って、その日その日のおすすめを出しているようです。名寄市というと北海道でありながら、海産物に関しては・・北海道民からみても「?」な土地。そういう土地柄でどんなイタリア料理を提供しているのかとても興味がありました。
最初のワインは、Pieropan Soave Classico 2006をオーダー。
蒸し暑い日だったので、こういうのが飲みたくなります。
料理は、食べながら決めていきましょうということになり、お任せすることに。
まずは、アジをだしてもらいました。
アチェートの酸味、写真ではわかりずらいですがレーズンの甘み、
ミネラル感のあるお塩が素晴らしいバランスでした。
(なんと五種類のお塩を使い分けているそうです!)
下川町で作られたフルーツトマトを使ったカプレーゼ。
味に凝縮感があるのに土臭い感じがなく、上品なトマト。
伊達市のトマト、ちょっと負けているかもしれません。
Soaveは水のごとく、進みます(笑)
「まだワインありますか?」と声をかけられながら、三品目。
ハムのムースだそうです。写真からもわかると思いますが、美しさの通りの味です。
普通こういうのは、勘弁してほしい味のモノが多いところ・・これは美味しかったー。
ここでシアトル出身とカナダ出身の英語講師二名が来店。日本語を話せるのは一人だけで、メニューがよくわからないから教えて!と言われつつ、あやしげな英語で説明しながら、赤ワインへ移行。
Rosso Piceno Superiore Il BRECCIAROLO 2004 DOCをオーダー。
トリッパを食べながら、ワインは進みます。このトリッパ、臭みなどなくとても美味しかったです。
ここで初老の男性が来店。
なぜかフランス語がペラペラで、カナダ出身の方とフランス語で会話が始まります。
手打ちパスタをオーダー。なんとオーダーが入ってから、最後の仕上げを行います。「熟成したうまみもあれば、切りたてのうまみもある」とのこと。なるほどです。
ボロネーゼにしました。美味です。。今までで一番美味しいタリアテッレだったかも。
「おなかいっぱいになりましたか?」と聞かれましたが、
「いいえ まだ食べます」と家内が即答。一年中食欲旺盛です・・
セコンドは、ラム肉になりました。
残念ながらこの日は外国産でしたが、いつもは、美深産の美味しいラムがあるとか。
シェフの友人であるお肉屋さんが電話一本で、お肉を届けてくれるそうです。
Caffeをおかわりしながら、ドルチェ。
兎に角、「清い味」でびっくり。そして繊細です。お客さんの顔をみながら、ワインを飲んでいるのをみながら、料理を決めていく。まるでホームパーティのような感じで、肩の力を抜いて楽しむイタリア料理。トーキョーイタリアンとかサッポロイタリアンという言葉があるように、ナヨロイタリアンでした。
イタリア料理の魅力は、良い意味で不完全なワインと良い意味で不完全な料理が織りなすハーモニーだと思います。自己完結しない、自己主張しない。ワインと食材が共存し、シンプルに。
ありがとうございました。
by lc-a
| 2008-08-30 18:00
| Wine