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夏の終わりのハーモニー

今回、「夏の終わりにバーベキューをしましょう」と僕が言い出し、

「ドキッ! 夏の終わりのハーモニー
 羊だらけのバーベキューパーリー」

というワイン会を自宅でやることになった。
参加者は、脳外科医のM先生、寿司職人のKさん、ソムリエールのKさん、
自由業のワタクシ、食べるのが趣味の家内というメンバー。

何か印象に残るワイン会にしたいと考えていたところ、ふと思いだした。
すごいラム肉のことを!

一年に一度行くイタリア料理店「オステリアウーゴ(名寄市)」
セコンドピアットに必ずミルクラムをいただく。
美深産の感動的なミルクラム。

なんとかこのお肉を手に入れられないかとウーゴのシェフに相談。
シェフの同級生が経営なさっているというお肉屋さんをご紹介いただきました。
日本一のラム屋を目指す「東洋肉店(名寄市)

今回は、そのお店から美深産六ヶ月オスの羊ちゃんを取り寄せました。
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美しいお肉!!おいしいに決まっている!!
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アイオブショートロインは、カルパッチョに。
もう言葉にならない美味しさ。
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「こんなにおいしいお肉は、はじめて食べた」
「これはもうラム肉ではない」

1つずつの部位を順に炭火(実家の茶室からパクった備長炭(笑)で丁寧に焼いて、
ワインをテイスティングするようにお肉をいただく。
あまりの美味しさに何度も静まり返る。
偉大なるこの二本のワインとのマリアージュもすごかった。
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結局、五名で11本のワインを完飲。
正午から、午後10時まで飲んでいました。
参加者の皆様、ありがとうございます。
来年は、一頭買いしましょう!!
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2006 Bourgogne Rouge (Domaine A.F. Gros)
1997 Ridge California Monte Bello
2000 Chateau Lynsolence
2009 serena ESTATE Chardonnay
2010 Chablis (Daniel Dampt & Fils)
2006 Con Vento (Castello del Terriccio)
Cava Segura Viudas Brut Reserva
Cremant de Bourgogne (Lou Dumont)
2007 Franciacorta Rose (Ferghettina)
Champagne Chartogne-Taillet
Champagne Montaubret(ミモザ用)
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by lc-a | 2011-08-29 15:18 | Wine

名寄市のイタリア料理店、オステリア・ウーゴにて

自宅から300km以上離れた北海道名寄市にあるイタリア料理店、オステリア・ウーゴ。昨年、予約が取れずに行けなかったのですが、二年ぶりで行くことが出来ました。今回、この時期に行ったのには理由があります

「日本一というアスパラを食す」これが今回のテーマです。二年前飲んでとても美味しかったProsecco Valdobbiadene Brut 2009 (Bellenda)をいただきながら、何が出てくるかわからないお料理を待ちます。
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一品目、アスパラのムースで驚かされます。アスパラの持つ味の輪郭が全然違う。北海道在住なので、美味しいアスパラを食べていると自分では思っていましたが、甘かった・・・。圧倒的な違いを感じました。
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そしてカポナータ。自分でも趣味でイタリア料理をつくるのでわかりますが、カポナータって火のとおり方で料理人の技量がわかる気がします。シェフ伊藤氏の「仕事の丁寧さ」を感じる一品でした。このお店で出されるカポナータ、夏が近くなるにつれて、地元野菜の比率が高まっていくそうです。
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本日のメインといってもいいアスパラ!写真で伝わるかわかりませんが、とても太いのです。(見たことがないくらい太かった)アスパラは、一本あたりの繊維の数が決まっているそうで、細いものは食感が悪く、太い物のほうが食感が酔いそうです。何もつけずにそのままいただきましたが、フレッシュさとアスパラの持つ甘さは、切ないほどでした。
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このタイミングで、「アスパラにあうワインをぜひ」とシェフ伊藤氏おすすめのSanta MaddalenaのSauvignon Mockをいただきました。ソーヴィニヨン・ブラン100%のワインですが、どことなくトロピカルな甘みを感じるこのワイン。正直なところアスパラとあうのかな?と思いましたが、名寄のアスパラとはビッタビタにマリアージュ。アスパラの甘みやフレッシュさとワインのキャラクターに共通のものがあり、驚くほどのマリアージュでした。
ちょっと待っていてくださいねー。とオリーブが出てきます。シチリア産の浅漬オリーブ。ワインが進みます!
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「プリモは、なんですか?」と聞くと「その前にこちらどうぞ!」と勇払のホタテがウニのソースで出てきました。身がしまっていて、繊細な味。噴火湾のホタテとは、違う魅力がありました。(噴火湾のホタテは、甘みがたっぷりとあり旨みが強い)
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一本目のワイン→空 グラスワイン夫婦で4杯も飲んだのに、ここで二本目のワインへと移ります。
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プリモは、セージバターのニョッキ。基本中の基本となるニョッキですが、カポナータ同様に自信がないと出せない料理だと思います。バーテンダーがGin Fizzをオーダーするお客さんを「!」と思うのと同じ感覚というか。
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そしてセコンドは、ミルクラム。何年も前に食べましたが、久しぶりに食べました。なんとも言葉にならない!本当に美味しかったです。
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一本目のワイン→空 グラスワイン4杯 二本目のワイン→空 となっていたのに三本目のワインへ。Chianti Rufina VILLA DI VETRICE RISERUA 1990です。それにしても僕ら夫婦は、飲み過ぎだと思う・・・。
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今年も素晴らしいディナーとなりました。名寄に感謝!オステリアウーゴに感謝!です。
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by lc-a | 2011-06-06 14:28 | Wine

名寄市の本格イタリア料理、オステリアウーゴにて

昨年8月、ソムリエT氏の紹介で行ったお店、OSTERIA Hugo(オステリア・ウーゴ)に今年も行ってきました。「お墓参り」で名寄市を訪れ、素敵なイタリア料理を楽しむ。北海道は広い。僕が住む街とでは、食材も全然違います。今回も名寄のテロワールをたっぷりと感じさせてもらいました。

店内は、カウンター8席のみ。地元のサラリーマンも気軽に訪れて、お酒を楽しむそうです。なんという贅沢な名寄市民!うらやましい〜。(帰宅後、家内は名寄に転勤になる夢をみて、毎晩ウーゴで飲むのを妄想したそうです(笑)
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まずは、Prosecco Valdobbiadene Brut (Bellenda)をボトルでいただきました。北海道は、もう秋風が吹いています。泡の美味しい季節も終わりかな、という感じです。
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お料理は、シェフに全てお任せしました。一品目は、バスク豚のハム、ハムのムース、シチリアのオリーブ(浅漬け)。
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二品目、下川町産トマトのブルスケッタ。昨年、このトマトをカプレーゼでいただきましたが本当に感動的なトマトです。フルーツトマトにありがちな甘さだけという感じはなく、味のバランスは本当に良い。
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三品目、バスク豚のサルシッチャ、自家製野菜の南仏風ラタトゥイユ。ローズマリーがすごく育っていて、びっくり。(笑)ハーブの味に力があるって良いですね。
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あら?ワインもうないの?ということで、二本目をオーダー。Barone Ricasoli Rocca Guicciarda Chianti Classico Riserva 2005です。
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ここでシェフがPappardelle(パッパルデッレ)を打ち始めます。多寄町の小麦粉を使っているそうです。ほとんどの食材は、フードマイレージでいうと20km圏内といったところ。実力のあるシェフが故郷の素晴らしい食材の魅力を引き出すというスタイルです。
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四品目、某キノコのPappardelle(パッパルデッレ)。某キノコとしたのは、シェフから「メディアオフレコでお願いします」と頼まれたからです。予約の電話を受けたあと、キノコを採りに山に入ったんだとか。す、すごい。言葉にならない美味しさでした。本日のメイン料理ですね。
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五品目、美深町のラム肉、バジルのソース。昨年は、食べられなかった美深のラム。お昼の段階では、「枝」の状態だったそうですが、特別に用意してくださいました。お肉は確かに熟成したほうが美味しいというのはあると思いますが、こういうフレッシュなのも良いモノです。そして、シェフの仕事ぶりが実に美しい。塩やハーブ、ニンニクなどとお肉を馴染ませるプロセスひとつをとっても、その美しい仕事ぶりが光ります。
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食事をしていて、ずーっと思っていたのですが、隣のお客さんが食べているものが気になってしようがありません。何が出てきても、「何ソレ?美味しそうー」なのです。そんな話をシェフにしたところ、「ちょっと待ってくださいね」と六品目が出てきました。ゴルゴンゾーラのCavatelli(カヴァテッリ)です。ワインもなくなり、グラスワインをいただいたのですが、名前失念。夫婦揃って、ただの酔っぱらいです。
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七品目、美深の羊乳を使ったチーズ、栗の蜂蜜と。ワインはグイグイと進みます。
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八品目、ジェラート、焼きキャラメルのソースと。ここでようやくCaffeをいただきました。
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シメのアマルフィ・リモンチェッロ。
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昨年もあまりの美味しさに驚きましたが、今年も素晴らしいディナーでした。毎年、年末に夫婦で「今年のディナーベスト5」みたいな話をするのですが、今年もオステリア・ウーゴはランクイン間違いなしです。誠実で嘘のないシェフの仕事ぶり。「名寄の人はいいなー」と何度も思いました。

ありがとうございました&ごちそうさまでした。来年も絶対伺います!
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by lc-a | 2009-08-31 13:18 | Wine

OSTERIA Hugo

ソムリエのT氏に「名寄市に行くので美味しいお店を教えて!」と聞いたところ、すぐに教えてくれたのがOSTERIA Hugo

お店は、メープルというホテルに向かい。店内は、カウンターのみで8席くらいです。シェフは、ローマで修行をしたという名寄市出身の35歳。

メニューは、グランドメニューなどはなく黒板メニューのみ。旬の食材を使って、その日その日のおすすめを出しているようです。名寄市というと北海道でありながら、海産物に関しては・・北海道民からみても「?」な土地。そういう土地柄でどんなイタリア料理を提供しているのかとても興味がありました。

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最初のワインは、Pieropan Soave Classico 2006をオーダー。
蒸し暑い日だったので、こういうのが飲みたくなります。

料理は、食べながら決めていきましょうということになり、お任せすることに。
まずは、アジをだしてもらいました。
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アチェートの酸味、写真ではわかりずらいですがレーズンの甘み、
ミネラル感のあるお塩が素晴らしいバランスでした。
(なんと五種類のお塩を使い分けているそうです!)

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下川町で作られたフルーツトマトを使ったカプレーゼ。
味に凝縮感があるのに土臭い感じがなく、上品なトマト。
伊達市のトマト、ちょっと負けているかもしれません。

Soaveは水のごとく、進みます(笑)
「まだワインありますか?」と声をかけられながら、三品目。
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ハムのムースだそうです。写真からもわかると思いますが、美しさの通りの味です。
普通こういうのは、勘弁してほしい味のモノが多いところ・・これは美味しかったー。

ここでシアトル出身とカナダ出身の英語講師二名が来店。日本語を話せるのは一人だけで、メニューがよくわからないから教えて!と言われつつ、あやしげな英語で説明しながら、赤ワインへ移行。

Rosso Piceno Superiore Il BRECCIAROLO 2004 DOCをオーダー。
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トリッパを食べながら、ワインは進みます。このトリッパ、臭みなどなくとても美味しかったです。
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ここで初老の男性が来店。
なぜかフランス語がペラペラで、カナダ出身の方とフランス語で会話が始まります。

手打ちパスタをオーダー。なんとオーダーが入ってから、最後の仕上げを行います。「熟成したうまみもあれば、切りたてのうまみもある」とのこと。なるほどです。
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ボロネーゼにしました。美味です。。今までで一番美味しいタリアテッレだったかも。
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「おなかいっぱいになりましたか?」と聞かれましたが、
「いいえ まだ食べます」と家内が即答。一年中食欲旺盛です・・

セコンドは、ラム肉になりました。
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残念ながらこの日は外国産でしたが、いつもは、美深産の美味しいラムがあるとか。
シェフの友人であるお肉屋さんが電話一本で、お肉を届けてくれるそうです。

Caffeをおかわりしながら、ドルチェ。
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兎に角、「清い味」でびっくり。そして繊細です。お客さんの顔をみながら、ワインを飲んでいるのをみながら、料理を決めていく。まるでホームパーティのような感じで、肩の力を抜いて楽しむイタリア料理。トーキョーイタリアンとかサッポロイタリアンという言葉があるように、ナヨロイタリアンでした。

イタリア料理の魅力は、良い意味で不完全なワインと良い意味で不完全な料理が織りなすハーモニーだと思います。自己完結しない、自己主張しない。ワインと食材が共存し、シンプルに。

ありがとうございました。
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by lc-a | 2008-08-30 18:00 | Wine
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北海道在住、佐藤義高のブログです。1996年頃から、Webに文章を書いてきました。


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