名寄市の本格イタリア料理、オステリアウーゴにて
昨年8月、ソムリエT氏の紹介で行ったお店、OSTERIA Hugo(オステリア・ウーゴ)に今年も行ってきました。「お墓参り」で名寄市を訪れ、素敵なイタリア料理を楽しむ。北海道は広い。僕が住む街とでは、食材も全然違います。今回も名寄のテロワールをたっぷりと感じさせてもらいました。
店内は、カウンター8席のみ。地元のサラリーマンも気軽に訪れて、お酒を楽しむそうです。なんという贅沢な名寄市民!うらやましい〜。(帰宅後、家内は名寄に転勤になる夢をみて、毎晩ウーゴで飲むのを妄想したそうです(笑)
まずは、Prosecco Valdobbiadene Brut (Bellenda)をボトルでいただきました。北海道は、もう秋風が吹いています。泡の美味しい季節も終わりかな、という感じです。
お料理は、シェフに全てお任せしました。一品目は、バスク豚のハム、ハムのムース、シチリアのオリーブ(浅漬け)。
二品目、下川町産トマトのブルスケッタ。昨年、このトマトをカプレーゼでいただきましたが本当に感動的なトマトです。フルーツトマトにありがちな甘さだけという感じはなく、味のバランスは本当に良い。
三品目、バスク豚のサルシッチャ、自家製野菜の南仏風ラタトゥイユ。ローズマリーがすごく育っていて、びっくり。(笑)ハーブの味に力があるって良いですね。
あら?ワインもうないの?ということで、二本目をオーダー。Barone Ricasoli Rocca Guicciarda Chianti Classico Riserva 2005です。
ここでシェフがPappardelle(パッパルデッレ)を打ち始めます。多寄町の小麦粉を使っているそうです。ほとんどの食材は、フードマイレージでいうと20km圏内といったところ。実力のあるシェフが故郷の素晴らしい食材の魅力を引き出すというスタイルです。
四品目、某キノコのPappardelle(パッパルデッレ)。某キノコとしたのは、シェフから「メディアオフレコでお願いします」と頼まれたからです。予約の電話を受けたあと、キノコを採りに山に入ったんだとか。す、すごい。言葉にならない美味しさでした。本日のメイン料理ですね。
五品目、美深町のラム肉、バジルのソース。昨年は、食べられなかった美深のラム。お昼の段階では、「枝」の状態だったそうですが、特別に用意してくださいました。お肉は確かに熟成したほうが美味しいというのはあると思いますが、こういうフレッシュなのも良いモノです。そして、シェフの仕事ぶりが実に美しい。塩やハーブ、ニンニクなどとお肉を馴染ませるプロセスひとつをとっても、その美しい仕事ぶりが光ります。
食事をしていて、ずーっと思っていたのですが、隣のお客さんが食べているものが気になってしようがありません。何が出てきても、「何ソレ?美味しそうー」なのです。そんな話をシェフにしたところ、「ちょっと待ってくださいね」と六品目が出てきました。ゴルゴンゾーラのCavatelli(カヴァテッリ)です。ワインもなくなり、グラスワインをいただいたのですが、名前失念。夫婦揃って、ただの酔っぱらいです。
七品目、美深の羊乳を使ったチーズ、栗の蜂蜜と。ワインはグイグイと進みます。
八品目、ジェラート、焼きキャラメルのソースと。ここでようやくCaffeをいただきました。
シメのアマルフィ・リモンチェッロ。
昨年もあまりの美味しさに驚きましたが、今年も素晴らしいディナーでした。毎年、年末に夫婦で「今年のディナーベスト5」みたいな話をするのですが、今年もオステリア・ウーゴはランクイン間違いなしです。誠実で嘘のないシェフの仕事ぶり。「名寄の人はいいなー」と何度も思いました。
ありがとうございました&ごちそうさまでした。来年も絶対伺います!
店内は、カウンター8席のみ。地元のサラリーマンも気軽に訪れて、お酒を楽しむそうです。なんという贅沢な名寄市民!うらやましい〜。(帰宅後、家内は名寄に転勤になる夢をみて、毎晩ウーゴで飲むのを妄想したそうです(笑)
まずは、Prosecco Valdobbiadene Brut (Bellenda)をボトルでいただきました。北海道は、もう秋風が吹いています。泡の美味しい季節も終わりかな、という感じです。
お料理は、シェフに全てお任せしました。一品目は、バスク豚のハム、ハムのムース、シチリアのオリーブ(浅漬け)。
二品目、下川町産トマトのブルスケッタ。昨年、このトマトをカプレーゼでいただきましたが本当に感動的なトマトです。フルーツトマトにありがちな甘さだけという感じはなく、味のバランスは本当に良い。
三品目、バスク豚のサルシッチャ、自家製野菜の南仏風ラタトゥイユ。ローズマリーがすごく育っていて、びっくり。(笑)ハーブの味に力があるって良いですね。
あら?ワインもうないの?ということで、二本目をオーダー。Barone Ricasoli Rocca Guicciarda Chianti Classico Riserva 2005です。
ここでシェフがPappardelle(パッパルデッレ)を打ち始めます。多寄町の小麦粉を使っているそうです。ほとんどの食材は、フードマイレージでいうと20km圏内といったところ。実力のあるシェフが故郷の素晴らしい食材の魅力を引き出すというスタイルです。
四品目、某キノコのPappardelle(パッパルデッレ)。某キノコとしたのは、シェフから「メディアオフレコでお願いします」と頼まれたからです。予約の電話を受けたあと、キノコを採りに山に入ったんだとか。す、すごい。言葉にならない美味しさでした。本日のメイン料理ですね。
五品目、美深町のラム肉、バジルのソース。昨年は、食べられなかった美深のラム。お昼の段階では、「枝」の状態だったそうですが、特別に用意してくださいました。お肉は確かに熟成したほうが美味しいというのはあると思いますが、こういうフレッシュなのも良いモノです。そして、シェフの仕事ぶりが実に美しい。塩やハーブ、ニンニクなどとお肉を馴染ませるプロセスひとつをとっても、その美しい仕事ぶりが光ります。
食事をしていて、ずーっと思っていたのですが、隣のお客さんが食べているものが気になってしようがありません。何が出てきても、「何ソレ?美味しそうー」なのです。そんな話をシェフにしたところ、「ちょっと待ってくださいね」と六品目が出てきました。ゴルゴンゾーラのCavatelli(カヴァテッリ)です。ワインもなくなり、グラスワインをいただいたのですが、名前失念。夫婦揃って、ただの酔っぱらいです。
七品目、美深の羊乳を使ったチーズ、栗の蜂蜜と。ワインはグイグイと進みます。
八品目、ジェラート、焼きキャラメルのソースと。ここでようやくCaffeをいただきました。
シメのアマルフィ・リモンチェッロ。
昨年もあまりの美味しさに驚きましたが、今年も素晴らしいディナーでした。毎年、年末に夫婦で「今年のディナーベスト5」みたいな話をするのですが、今年もオステリア・ウーゴはランクイン間違いなしです。誠実で嘘のないシェフの仕事ぶり。「名寄の人はいいなー」と何度も思いました。
ありがとうございました&ごちそうさまでした。来年も絶対伺います!
by lc-a
| 2009-08-31 13:18
| Wine