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来年の目標

よしまつ氏の新築祝いで、クリスマスは三日間札幌に滞在していました。お料理とワインと話。たまにピアノを弾いたり、ポルチーニ茸のリゾットを作ったら会心の出来だったり、ジャックラッセルテリアのパクと戯れたり、暖かな空気に包まれて思い出に残るクリスマスになりました。彼が家を作ることよりも、その家のなかでどんな生活を作っていくのかが大切かと話すように・・こういう美しい時間は言葉で書こうと思っても、うまく表現できません。

24日、お料理はこんな感じ。

・ブロッコリーのガーリックソテー
・カポナータ
・ゆり根のグラタン
・ポルチーニ茸のリゾット
・ブルーチーズを使ったペンネ
・モンドール(そのままと焼いた状態と)
・ミクニのケーキがホールで二つ
・全日空ホテルのケーキがホールでひとつ。
・食後には、よしまつ氏こだわりのコーヒー

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ワインは、シャンパーニュ1 白1 赤2です。
僕が選びました。

Champagne Pierson Cuvelier Cuvee Tradition
Farnese OpisChardonnay2003 [terre di chieti]
Contado Agrianico 2003 [di maio norante]
Novello 2006 Gemmato[Umani Ronchi]

誰かの家に泊まっても、あまりなごめないのでホテルをとることが多いのですが、よしまつ氏宅は本当になごみました。流れる空気が心地よいことはもちろん、お風呂が広い!コーヒーがおいしい!ゲットウ茶がおいしい!快楽至上主義の僕を刺激するおうちでした。

mixiをみて、札幌入りしていることを知った後輩が連絡をくれました。コンクールに出る中学生をレッスンしてくれないかと。凄い勢いで話は決まり、近くのピアノ講師の方のレッスン室をおかりしてクリスマスに二時間のレッスン。ホルンの学生が持ってきたのは、モーツァルト作曲ホルン協奏曲第三番第一楽章。音大入試で吹いた思い出の曲です。

初対面の彼女(学生)は、挨拶のあとすぐに「結婚してるんですか?」「彼女はいるんですか?」と僕に質問。こういうの安心するというか、大人はズルイからこんなことなかなか言えないもんね。レッスン後は、イタリア料理店で食事をしました。13歳中学校二年生の彼女にとって、今日のことが思い出深いものになればよいのですが・・・。僕がたくさんの先輩や同輩、後輩によって影響を受けて自分の音楽を考えたのと同じように・・・一緒に楽器を吹いたことが記憶に残ったとしたら、本当にうれしいことです。最近、もしかしたら音楽を続けている理由は音楽そのものよりも、感性に響く音楽を感じあい、共鳴しあう仲間がいることではないかと思ったりするので。そして、音楽は絶対に自分を裏切らないから。

毎年12月には、今年のテーマの達成度を自分なりに評価し、来年のテーマを立てます。これは、僕が23歳のころに話した三十代の女性が「今年は歌舞伎と決めたらそれを一年間勉強して、年末に集大成として歌舞伎をみにいったりするの。」と話していたことに影響を受けて、ずっとやってきていることです。ちなみに今年のテーマは、「自然とふれあう」でした。(温泉にやたらと行ったり、牛の搾乳をしたりしていたのはそのため)

今年は生きていることのリアリティが増した一年でした。あぁ、ここで生きているなというリアリティ。自分の存在理由を見つめなおすとでもいうか。そして良い出会い・仲間に恵まれました。来年の目標は、「心穏やかに過ごす」にします。こころ震えるようなことや、怒りたくなること、乱れそうになったときも・・落ち着いて穏やかに過ごせたら、と思います。六年前、家を出て行った父親が愛人と暮らし始めた自分の生活を「波風が立たない平穏な生活」と手紙に書いてきましたが、生きていれば波風は立つはず。逆風が吹くことも、視界が妨げられるようなことも。大きな波がきたときでも、小さなヨットが波間を揺れながらかわしていくように・・・自分を見つめて、穏やかな気持ちで過ごせたらと思います。
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by lc-a | 2006-12-25 22:49 | 思うこと
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北海道在住、佐藤義高のブログです。1996年頃から、Webに文章を書いてきました。


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